わきがとは、ワキの下の汗が大きな原因になって発生する不快臭のことを言う。決して病気ではない。わきがは主に、アポクリン汗と呼ばれる汗に含まれる成分が、毛穴や皮膚の表面に生息する細菌によって分解されて発生する特殊なニオイである。
わきがの原因は、腋の下にあるエクリン腺、アポクリン腺という2つの汗腺と皮脂腺という分泌腺である。アポクリン腺から出た汗と皮脂腺から分泌された脂肪分とが混ざり、これが皮膚の表面の細菌により分解され、独特のわきがの臭いが発生するのである。
わきががある人と無い人が何故存在するのか、これは個々の体質の違いが影響しているといわれている。アポクリン汗腺の数の違い、その成分の違い、また皮脂腺から分泌される皮脂の量の違いなど、さらにはそれらの相乗作用によって、わきがになるかならないかが決まってくるのである。
わきがの治療には、外科治療やエステサロンで行われる永久脱毛などの理学療法があるが、もっと身近にできる方法もある。雑菌の繁殖を抑え、血行をよくして、クエン酸回路を正常に働かせることがポイントであるから、お風呂を利用しない手はない。風呂の湯に醸造酢または黒酢を入れて入浴する酢風呂が有効なのである。ふつうの酢なら180リットルの湯にコップ1杯、黒酢ならおちょこ1杯で十分。 酢の主成分であるクエン酸には殺菌作用があり、皮膚表面を酸性に保つため、雑菌の繁殖が抑えられる。また、クエン酸の一部が汗腺から吸収され、血行がよくなり、相乗効果でクエン酸回路を促進し、乳酸の生成を抑えるので、わきがの強烈なアンモニア臭も解消できる。
わきが対策に